生まれた日で損をする?せつない誕生日エピソード

投稿日 2014年10月09日


「生まれた日で損をする?せつない誕生日エピソード」

1年に1度の誕生日なのに…

誰もが必ず持っているのが誕生日。1年に1度だけ訪れるその日を、楽しみに待っている方も多いでしょう。しかし、世の中には、そんな誕生日がせつないことになってしまっている人たちもいます。どういうことかと言うと、自分の生まれた日が、ちょうど他のイベントとかぶってしまっている、ということです。たとえば、クリスマスである12月24日や12月25日、お正月の3が日、ひな祭りである3月3日、端午の節句である5月5日など、世間がその日ならではのイベントを祝う日に誕生日がぶつかってしまった人。誕生日と他のイベントが重なってしまうと、どうしてもお祝いが一緒になってしまいます。イベントの日の前後に生まれたという方も、そのような状態になってしまうことが多いでしょう。

せっかくの年に1度の誕生日なのに、他のイベントと一緒にされてしまうせつなさ。こればかりは体験した本人でないと、なかなか理解できないかもしれません。

イベントと誕生日が重なると、どんな点が損?

イベントの日と誕生日が重なると、お祝いも一緒になってしまうことが多いので、他の人よりも「嬉しい日」「ワクワクする日」が1日減ることになります。特に、クリスマスイブやクリスマスと誕生日が重なってしまった人は、ケーキを食べる回数が減ってしまうことにもなるでしょう。大人になればさほど気になりませんが、子どもの時には一大事に感じる方も少なくないはずです。兄弟がいて、自分だけイベントと一緒に誕生日を祝われてしまう場合には、より一層「損をしている」と感じることになるでしょう。お正月の3が日に誕生日を迎える方は、その期間、学校が休みなので、友達に祝ってもらえる機会も少なかったのではないでしょうか。

また、周囲の人たちが「今日はクリスマスだね~!」などとイベントの話題で盛り上がっていると、「自分の誕生日でもあるんだけど…」と心の中でつぶやいて寂しい思いをすることもあります。イベントの存在感に、自分の誕生日の存在をかき消されてしまうというわけです。
しかし、損なことばかりとも言いきれません。何でもない日が誕生日の人に比べ、イベントと同じ日が誕生日の場合、友達から覚えてもらいやすく、年齢を重ねても、古い友人から「お誕生日おめでとう」とメッセージが届く場合も多いのです。

せつない状態になるのを解決する方法は?

1年に1度の大切な誕生日。「この日に生まれて損した」と思わせてしまうのはかわいそう。自分の子どもの誕生日が、イベントと同じ日であった場合には、きちんと分けて祝ってあげることが一番です。イベントはイベント、誕生日は誕生日と、それぞれ別の日に分けて祝ってあげましょう。ワンホールのケーキを何回も買わなくても、カットケーキを用意してあげるなどして工夫することも可能です。

お正月、ケーキ屋さんが営業していない時は、あらかじめアイスのケーキを買って冷凍庫へ入れておくといいでしょう。普通のケーキよりも特別な感じがして、子どももきっと喜びますよ。