京都エリア 誕生日デート「恋愛成就」のための3スポット

投稿日 2014年10月07日


恋愛成就スポットめぐり

恋愛成就スポットめぐり

京都でお寺や神社めぐりをするのはごく定番のコース。でも、そこに「テーマ性」を持たせるとしたらどうでしょう。
誕生日デートにふさわしいテーマのひとつとして「恋愛成就」があげられると思います。そこで数ある京都の神社仏閣の中から、特に恋愛成就にご利益があるというスポットを3つご紹介しましょう。

華巌寺(鈴虫寺) 「幸福地蔵」

華巌寺(鈴虫寺) 「幸福地蔵」

本来なら秋の虫である鈴虫の音が四季を通じて聞くことができるという不思議なお寺。正式な名称は「妙徳山 華厳寺」といいますが、一般には「鈴虫寺」の名で親しまれています。

京都市の西側にある松尾山の麓に位置し、高台にあるため京都市内を一望できるというロケーションもデートコースには最適ですが、この鈴虫寺は恋愛成就のお寺として有名です。
このお寺は禅寺でご本尊は大日如来ですが、「入学・開運・良縁祈願」にご利益が高いという地蔵菩薩も安置しており、この地蔵菩薩の方が参拝客には人気が高いようです。

鈴虫寺の地蔵菩薩は「幸福地蔵」といい、鈴虫寺の山門の脇に立っておられます。この幸福地蔵は日本の仏像の中で唯一「わらじ」を履いている珍しいお地蔵さんで、その理由は「お地蔵さんが自ら歩いてきて多くの人の願いを叶えてくれるから」だそうです。
「いま、どうしても叶えてほしい願い事をひとつだけ」お願いすると、幸福地蔵が願いを叶えに来てくれるということですから、誕生日デートに「この人と結ばれたい」という願掛けをしてみるのもいいかもしれませんね。

地主神社 「恋占いの石」

地主神社 「恋占いの石」

「じぬし」ではなく「じしゅ」と読みます。地主神社というのは神社や寺院を建立する際、土地神を祀るために敷地内に併設されることが多いのですが、清水寺の地主神社は特に有名です。大国主を主祭神とし、縁結びの神さまとして古くから広く信仰を集めています。

この地主神社には「恋占いの石」という守護石が安置されています。ボウリングのボールをふた回り大きくしたサイズの石が10mほど離れてふたつ置かれており、片方の石から目を閉じて歩いて、無事反対側の石にたどり着くことができると恋が成就するといわれています。
江戸時代の文献にも「老若男女、終日嬉々としてたわむる」と記されているそうですから、今も昔も人の恋心にそう違いはないのかもしれません。
さて、地主神社まで来たら清水寺を参拝しない手はありませんね。

清水寺の縁むすびスポットといえば「音羽の滝」です。
3筋の水が流れ落ちており、この水を飲むと、向かって左から「長寿」「学業」「恋愛」に効果があるといわれています。ただし欲張って3つとも飲むとご利益は帳消しになってしまうそうですから、一番右の水だけを飲みましょう。

下鴨神社

下鴨神社

正式名称は「賀茂御祖(かもみおや)神社」ですが、地元の人も古くから「下鴨神社」と呼びならわしています。「糺の森(ただすのもり)」という広大な原生林に囲まれ、ユネスコの世界遺産にも古都京都の文化財として登録されている由緒正しい神社です。

さて、この下鴨神社には多くの社があり、そのうちのひとつ「相生社(あいおいのやしろ)」には縁むすびの神様が祀られています。ここには「京の七不思議」のひとつに数えられる「連理の賢木(れんりのさかき)」というご神木があります。2本の木が途中から1本に結ばれた不思議な姿をしており、縁むすびの神様の力で結ばれたのだという言い伝えが残されています。
不思議なことに、この木が枯れると糺の森のどこかで同じように結ばれた木が見つかり、現代のご神木は4代目にあたるそうです。

恋人の気持ちがわからなくなったときや、ふたりの気持ちにすれ違いが生じたときに縁むすびの神様の力を頼って相生社を訪れるカップルも多いといいます。

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