誕生会イベントで動画の上映会を企画しませんか?

投稿日 2014年11月01日


誕生会イベントで動画の上映会を企画しませんか?

デジカメで、スマートフォンで、手軽に動画を撮りためて

以前は「動画を撮影する」というと高額なビデオカメラが必要でしたが、最近はデジカメやスマートフォンでもフルHDサイズの高品質な動画を誰でも手軽に撮影できるようになりました。そして非常に安価または無料の動画編集ソフトやアプリも出回っており、その気になればスマートフォンで映画をつくることすら可能です。

さすがに映画までは無理かもしれませんが、誕生会のサプライズイベントとして「動画上映会」などを開催してみるのも面白いのではないでしょうか。

なるべく多くの人に協力してもらって…

この企画を実現するためには、なるべく多くの協力者を募る必要があります。また、協力者が多ければ多いほど動画は面白くなります。

もちろん主演は誕生会の主人公ですが、サプライズ企画ですから、基本的に本人には秘密の「隠し撮り」をします。ひとりの人間が撮影するとなると隠し撮りにも限界がありますが、周囲の人たちが協力して、ひとり30秒ずつでも撮影に成功すれば相当面白いものになります。映像を撮るのが無理な人は、静止画の写真などで協力していただきましょう。

「○○くんの喜怒哀楽」

具体的にどのような映像が制作可能なのか、その例をあげてみましょう。
たとえば職場の同僚の動画を撮るとします。この場合、ぜひ直属の上司にも協力していただきましょう。

 「■■部長に珍しくほめられて嬉しそうな○○くん」
「営業先の打合せが長引いて疲労困憊の○○くん」
「お腹が空くとこんな顔」
「キリッとすると案外男前」
「確実に仕事のことは考えていない瞬間」

など、同僚が思い思いに「自分にとって印象的だった○○くん」の動画を持ち寄って1本の映像にまとめてみましょう。みんなが○○くんをどんな風に見ているのか、どんな印象を持っているのかがよくわかって非常に興味深いと思います。

 「みんな、僕のことをこんな風に見ていたのか」
「えっ、こんなところまで見られていたの?」

感想は人それぞれでしょうが、テレくさいと同時に、周囲の人の温かさや、想像以上に多くの人が自分に関心を持ってくれていることなどがよく伝わってくると思います。
なお「これはちょっと公開すると本人が可哀想だな」と思われる映像が混じっていた場合には、さり気なくカットしてあげるのが編集者の思いやりでしょう。

撮影者とコメントをキャプションで

いくらサプライズとはいえ、あまりプライベートに踏み込んだ盗撮のような映像は、本人も見ている人にとっても不愉快です。あくまでも撮影は「その気になれば誰でも見ることができる公の場」のワンシーンを切り取るにとどめたいものです。

そして、この映像をさらに面白くするコツは、画面の隅の方に撮影者の名前とひとことコメントを添えることです。同じ人を撮影しても、撮る人の感性や考え方によって映像の印象は全然違ったものになります。「なるほど、この撮影者は主人公のことをこんな風に見ているのか、こんな風に考えるのか」ということがよくわかって、参加者全員が一緒に映像を楽しめるのではないでしょうか。