横浜エリア 「地元民風」に誕生日デートを楽しむおすすめスポット

投稿日 2014年10月30日


新港地区

新港地区

横浜といえば日本有数の観光エリア。首都圏・関東圏の方なら1度は訪れたことがあるのではないでしょうか。もちろん中華街・ランドマークタワー・山下公園などの定番デートコースは最高です。けれど「観光客ばかりの定番コースはもう卒業だね」という通好みの方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は横浜の地元民の人たちが楽しんでいるようなデートコースをご紹介したいと思います。

最初にご紹介するのは新港地区

桜木町からほど近い赤レンガ倉庫や横浜ワールドポーターズのある一角です。ワールドポーターズはショップ160店、飲食店50店、8スクリーンのシネコンが集まった巨大なショッピングモールで、他ではあまり見かけない輸入品の品揃えがバツグンです。
敷地が広いため空間が贅沢に使われており、潮風に吹かれながらゆったりと、散歩がてらショッピングやグルメが楽しめるというところも魅力です。

近くには赤レンガ倉庫の他に「横浜コスモワールド」(桜木町やランドマークタワーからよく見える大観覧車のある遊園地)や、珍しいところでは日清食品の「カップヌードルミュージアム」などもあります。「誕生日デートにカップヌードルなんて…」といわないでください。
チキンラーメンを手作り体験したり、自分でカップをデザインしてオリジナルのカップヌードルを作れるユニークな工房もあります。世界各国の珍しい麺料理が本場の味付けのまま楽しめる「ワールド麺ロード」などは話のタネにぜひ立ち寄ってみたいですね。

本牧でアメリカン気分を味わう

本牧(ほんもく)はJR山手駅・みなとみらい線元町中華街駅を最寄駅とする海沿いの一帯です。といっても駅からは少々離れており、観光地としての俗化をのがれた「昔ながらの横浜らしさ」を現代も色濃く保っています。本牧地区は戦後アメリカに接収され、地元の若者はアメリカ兵と一緒にクラブやディスコなどで遊び、アメリカの最新の音楽・ファッション・若者文化が伝えられました。

古き良き本牧の香りを現代にも伝えるカフェ「ALOHA CAF?」(一説には日本のプールバー発祥の地とも言われる伝説のカフェ)では、本場アメリカを思わせるメニューの数々を味わうことができます。たとえばバケットのように細長いバンズに1パウンド(約450グラム)のパティをはさんだクラシックバーガーなどは見た目も壮観。まさに「アメリカン」なひとときを過ごせるお店です。

食事が済んだら、ちょっと足を伸ばしてアメリカ坂を登って本牧山頂公園を目指しましょう。山頂からは根岸湾の向こうにみなとみらいが見える、横浜指折りの景観スポットとなっています。

安土桃山時代の重要文化財が鑑賞できる三渓園

安土桃山時代の重要文化財が鑑賞できる三渓園

横浜で、純和風の庭園を歩いて重要文化財の建築物を鑑賞する。…そんな珍しいデートコースはいかがですか?

根岸線根岸駅から東へ約3キロ。車かタクシーでないとちょっと大変な距離ですが、三渓園はわざわざそれくらいの時間をかけて行くにふさわしい価値ある庭園です。
明治時代の実業家にして古美術のコレクターとしても名高い原富太郎という人がこしらえた庭園で、敷地内には国の重要文化財建造物10件12棟、横浜市指定有形文化財建造物3棟を含めた17棟の建築物があります。特に「臨春閣」「春草廬」「聴秋閣」など、安土桃山時代前後を代表する名建築物が多く集められており、和の建築物の真髄を堪能することができるでしょう。

いかがでしょうか。観光客として通り過ぎただけでは目に止まらない、意外な横浜の一面がおわかりいただけたでしょうか。誕生日デートの記念にふさわしい3コースを厳選してご紹介しました。

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