「ビックリ→ がっかり→ サプライズ」の三段プレゼント大作戦!

投稿日 2014年10月09日


「ビックリ→ がっかり→ サプライズ」の三段プレゼント大作戦!

気心の知れた友人だからこそ

人生にとって、気心の知れた友人ほど大切なものはありません。きわどい冗談も通じるし、時には悪口も言い合える仲の友人は非常に有り難いものです。

しかし、お互いをよく知っていればこそ、相手の意表を突くプレゼントはなかなか見つかりません。けれども誕生日くらいは相手をビックリさせて腹の底から笑ってみたいものです。

そこで、こんなアイデアはいかがでしょうか? ジョークが大好きなアメリカで考えられた手法です。

いったい何が入っているの???

まず、できるだけ大きなギフトボックスを用意します。次に、この箱に収まる中くらいのサイズの箱を多数用意します。そして箱の中には膨らませた風船に「あること」を書いて詰め、包装紙とリボンでラッピングしてから大きな箱に収納していきます。

大きな箱が一杯になったら、これも丁寧にラッピングしましょう。持ってみてあまりに軽い場合は、100円ショップで鉄アレイなどを買ってきて中に入れればOKです。

さらに雰囲気を盛り上げたい場合は?

友人の誕生祝いの場に大きな箱をいかにも重そうに抱えて登場すれば仕込みは成功です。さらに凝りたい場合は宅配業者などを利用して、パーティ会場に直接大荷物を運び込んでもらえば「いったい何が入っているの???」と注目度は満点でしょう。

開けてビックリ!

プレゼントを渡すタイミングが来たら「ぜひこの場で開けてみてくれ」と友人をうながします。大きな箱を開けると、中にはたくさんのギフトボックスが。
「こんなにたくさんのプレゼントを?」と首をかしげながらも、友人が嬉しそうに箱を開けてくれたらしめたものです。

なぜならそこには、

真の友情とは、相手に何も求めないことである。」   byコルケギール
友情よりもモノを大切にする友人とは付き合うな。」   byアルデンセン

などのインチキ格言が書かれた風船しか入っていないからです。

友人の本性が見えてしまうかも???

友人は(手の込んだ、タチの悪い冗談だなあ…)などと思いながらも、他の客の手前、苦笑いして済ますでしょう。しかし中には気の短い人もいて、「祝いの場でくだらんことをするな!」などと怒り出すかもしれません。こういう時にその人の本性がよく見えるものです。じっくり観察しましょう。

さて、その場に「なあんだ…」というしらけた雰囲気が漂いはじめたら、いよいよ仕上げにかかります。
「箱は全部開けたかい? あれ、まだひとつ残ってるじゃないか」
大きな箱の中に身を乗り出し、手の中に隠し持っていた小さな包みを、いかにも箱の中から拾い上げたように友人に見せます。それを開くと、

The proper office of a friend is to side with you when you are in the wrong. Nearly anybody will side with you when you are in the right.

真に正しい友人とは、あなたが間違っているときに味方してくれる者のこと。あなたが正しいときには誰だって味方をしてくれるのだから。) マーク・トウェインの格言

と刻印された純金のライターが。

ビックリ→ がっかり→ サプライズ」の三段プレゼント大作戦。友人本人はもちろん、その場に居合わせる全員に強烈な記憶を刻みつけることは間違いないでしょう。
格言は自分の好きなものを。そしてタバコを吸わない友人にはネクタイピンやカフス、万年筆など小さくて高価なものであれば何でも構いません。

なお、これは長年片思いだった女性へのプロポーズにも、ライターをジュエリーに変えるだけでそっくりそのまま使える手法です。