写真好きのお父さんには、デジタルフォトフレームをプレゼント！

写真好きなシニアは男性に多い

写真を趣味にしているシニアの男性は非常に多いようです。本格的な一眼レフに凝る人もいますが、子さんが小さい時から家族写真を撮り続けていて、それがそのまま趣味になったというお父さんも少なくないでしょう。

お子さんが大きくなると次第に家族写真を撮る機会は少なくなりますが、花や風景、動物などの写真をフォトコンテストに応募したり、身近な写真を撮ってFacebookなどのSNSで遠方の友人と近況を報告しあったりといった使い方をしているシニアはたくさんいます。

また、写真の投稿や共有はしないまでもパソコン内でアルバムを作成したり、気に入った写真をプリントアウトしたりして楽しむということはごく一般的に行われているようです。

貴重な写真をパソコンに貯めっぱなしにしない

デジカメで撮影した写真のデータは、ちょっと前までパソコンで編集・管理するのが一般的でした。けれど最近はWi-Fi対応のデジカメも増えて、撮影したらそのまま写真をSNSに投稿したり、スマホで写真を管理したりという人が増えてきています。けれどシニア世代にはちょっとそこまでは荷が重い人が多いようで、せっかく撮り貯めた写真も「パソコンを起動した時に時々写真を眺める程度」という話もよく耳にします。

もしもお父さんがこういうタイプの人なら、「デジタルフォトフレーム」をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。デジタルフォトフレームとはデジタル式の写真立て。ディスプレイとメモリを組み合わせ、いちいちパソコンを起動しなくてもいつでも記憶させた写真を表示させておくことができます。

機種にもよりますが内部メモリだけで数千枚の写真が保存できますし、多くのデジタルカメラで採用されている規格のメモリカードも使用できますから、メモリカードを差し替えれば事実上無限の写真を保存することができます。

思い出をデジタルでいつまでも鮮やかに

一般的なデジタルフォトフレームには一定時間ごとに表示する写真を切り替えるスライドショー機能や、ビデオカメラで撮影した音声付き動画ファイルを再生する機能もついています。パソコンをいちいち立ち上げなくても、ビデオカメラのメモリカードをデジタルフォトフレームに挿し替えるだけで簡単に写真やビデオを見ることができます。

セピア色の古いアルバムをデジタルに

「うちの父親はデジタルにまるで弱いので、デジタルフォトフレームなど使いこなせない」という方におすすめしたいのは、写真やネガフィルムのスキャンサービスです。

これは古いアルバムの写真やネガフィルムをまとめてデジタルデータに変換してくれるというもので、写真店などいろいろな業者がサービスを提供しています。
古いアルバムをめくってセピア色に褪せた写真を鑑賞するのも良いものの、やはりいちいち押入れの奥からアルバムを取り出したり、また収納したりする手間は大変です。そういう大切なアルバムはきちんと保存しておいて、ふだん懐かしい写真を手軽に眺めるにはデジタルフォトフレームの方が適しているのではないでしょうか。

老人ホームなどで暮らしているシニアも「アルバムは重くて場所ふさぎになる」という理由で、かさばらないデジタルフォトフレームを愛用している人は多いようです。お父さんの誕生日プレゼントを検討する際、候補に入れておいても良いアイテムかもしれません。