沖縄の神秘的な世界を満喫する誕生日デートスポット

美しい海に囲まれた伝説の恋島へ

古宇利島(こうりじま)は、美ら海水族館のある本部（もとぶ）半島の沖合に浮かぶ1周8kmほどの小さな島で、アダムとイブに似た伝説が残ることから“恋島（くいじま）”と呼ばれています。

恋島は沖縄本島周辺の中でも抜群の透明度を誇る美しい海に囲まれていて、大型リゾートホテルなどがなく、昔ながらの古民家があったり、サトウキビ畑や草原が広がっていたりと、沖縄ならではの、のんびりとした時間が流れています。

2005年に沖縄本島と恋島とを結ぶ全長2ｋｍの古宇利大橋が架けられて、本島から車で行くことができるようになり、人気の美ら海水族館からは、車で約20分でアクセスできるようになりました。

澄み切った海に向かって延びる古宇利大橋の坂道を上がったその先には、まるで青い海に吸い込まれてしまうような光景が広がります。

目の前にこの光景が現れると、海の上を走るような爽快感と、日頃感じることのない開放感に満たされます！

恋島で2人の心も重なるハートロック

沖縄本島から大橋を渡って、約5分ほど車を走らせると真っ青な大海原へと続く浜辺が広がっていて、その浜辺には、長年の波の浸食によって削られた2つの岩があります。

この2つの岩を重ねて見ると、なんと！きれいなハート形に見えるんです！2つの岩を重ねてハート形になるなんて、なんだかロマンチックですよね♪

ビーチの沖に沈む琥珀色の夕日と、そこに映し出されるハートロックのシルエットを見ているだけで、2人の心も重なり合って、きっと愛が深まることでしょう！

恋島にはハートロックがあるティーヌ浜の他にも、サンゴの海に鮮やかな熱帯魚が泳ぐトケイ浜や、アダムとイブの言い伝えの洞穴があるチグヌ浜などもあって、沖縄ならではの神秘的な海を満喫することができるでしょう。

沖縄屈指のパワースポット！斎場御嶽（せーふぁうたき）

御嶽(うたき)とは、南西諸島に点在している神聖な森や泉などの「聖地」の総称で、その中でも斎場御嶽(せーふぁうたき)は琉球王国最高の聖地とよばれています。斎場御嶽周辺は沖縄民族の祖先といわれるアマミキヨが渡来した場所と言われていて、一度は訪れてみたい沖縄屈指のパワースポットとして人気があります！

琉球が統一国家へ向けて動き始めた14世紀後半から、王国が確立した18世紀末にかけて生み出された遺産群として、2000年12月には世界遺産にも登録されました！

御嶽は神々が天から降りる場所で、祝女（ノロ：祭祀を司る神女）によって神拝行事が行われてきた聖域とされていて、以前は女性しか入れず、男子禁制の場所だったんです。

琉球王朝時代には神職の最高指導者の神女「聞得大君(きこえおおぎみ)」の就任式や国の豊穣祈願、雨乞い祈願、国の吉凶を占う儀式などが行われていたと言われています。

斎場御嶽（せーふぁうたき）で恋人と開く未来への扉

場内に入って耳を澄ませると、鳥のさえずりや、木々の葉がさわさわと風で揺れる音が聞こえ、大きく深呼吸すると、心地よい冷気が全身に広がります。

斎場御嶽では光は「未来」、緑は「現在」、岩は「過去」とされていて、心を落ち着けて清らかな状態を保つことで、過去から未来までの本当の自分と向き合うことができると言われています。

大自然に身をゆだね、前世でもきっと出会っていた恋人と一緒に、未来への扉を開いてみてはいかがでしょう！