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4月11日の誕生花『ヒヤシンス』の花言葉、育て方
投稿日 2016年04月05日
ヒヤシンスの誕生花、花言葉、特徴
ヒヤシンスは1月4日、1月16日、2月7日、2月25日、3月27日、4月11日、12月11日の誕生花です。
ヒヤシンスの花言葉は「初恋のひたむきさ」「控えめな愛」「しとやかな可愛らしさ」「悲しみを越えた愛」です。
ヒヤシンスは色によっても花言葉があり、紫色の花は「悲しみ」「ごめんなさい」、青い花は「不変」「変わらぬ愛」、ピンク色の花は「しとやかな可愛らしさ」、白い花は「心静かな愛」、黄色い花は「嫉妬」です。
ヒヤシンスはギリシャやシリアなどの地中海沿岸に自生する球根植物で、チューリップやスイセンと同じように、秋に球根を植えて春に花を咲かせます。
花色は紫色、青、ピンク、白、黄色、赤などがあり、花壇やプランターに植えてお庭の彩りにしたり、水栽培の容器に植えて窓辺のインテリアとして花を楽しみます。
ヒヤシンスは爽やかで上品な強い香りがあり、疲労回復や癒しの効果が高いと言われていて、高級な香水の原料としても使われています。
ヒヤシンス「庭植え・鉢」での育て方
球根の植え付け時期は10月~11月です。
球根を植える用土は水はけが良い球根用の培養土か、一般的な草花用の培養土を使います。
庭植えにする場合には、養分補給と水はけを良くするために、腐葉土と大粒の鹿沼土を混ぜておきましょう。
鹿沼土が入手できない場合には赤玉土でも代用できます。
肥料は球根専用のものか、緩やかに効果を発揮する粒状の緩効性(かんこうせい)肥料を、球根を植える前の用土に混ぜ合わせておきましょう。
ヒヤシンスを鉢で育てる場合には、球根の頭が少し出るくらいの深さで、直径15cmの鉢に1球を目安として植えます。
庭植えで育てる場合には、球根1個分の深さで、球根1.5個分の間隔を開けて植えましょう。
球根を植える間隔を狭くしても花は咲くし、ボリュームが出てゴージャスに見えますが、根や葉の成長が鈍ってしまうので翌年花が咲きにくくなります。
育てる場所は日当たりが良く、冬の間寒くなる場所。ヒヤシンスは球根が一定期間寒さに当たらないと花が咲かないので、必ず屋外で充分寒さに当てましょう!
用土が乾いたらたっぷり水やりをして育てれば、3月~4月に花が咲きます。
ヒヤシンス「水栽培」での育て方
水栽培で最も重要なのが球根選びです。
水栽培で育てる場合、ほぼ球根内の栄養分を使って育つので、小さな球根で育てると、なよなよとした花しか咲きません。
球根は水栽培専用のものを使うか、土栽培のものしか見つからない場合には、より大きな球根を選びましょう!
水栽培の球根の植え付け時期は土で育てるのと同じ10月~11月です。
水栽培の容器は、一般的にはヒヤシンスの球根サイズにつくられた専用の水栽培用容器を使います。
もし、インテリア性を重視したい場合には、器にくぼみがあって球根がぴったりと乗り、水が溜められる容器であれば、グラスや陶磁器で代用することもできます。
球根を水栽培の容器にセットしたら、球根の底に水が浸る程度に注ぎましょう。
ヒヤシンスの球根は暗い場所で根が育ちやすい性質があるので、根が出るまでは棚の中や段ボールを被せるなどして暗い場所で育てます。
また、球根が一定期間寒さに当たらないと花が咲かないので、12月いっぱいまでは屋外で育て、1月頃になったら室内の明るい窓辺に移動しましょう。
水耕栽培で育てるときに注意しなければならないのが「水替え」と「水の量」。
水替えは一週間に一度が目安です。水が濁ってしまうと育ちが悪くなるので、水が汚れる前に交換しましょう!
水の量は根の成長にあわせて減らします。根は先端付近で水を吸い、中間部分で呼吸をしています。
根が全て水に浸かっていると呼吸ができなくなってしまうので、成長にあわせて根の3分の1が水に浸かる程度に量を調節しましょう!
水替えと水の量に気をつけて育てれば、2月~3月に花が楽しめます。
ヒヤシンスの花が終わったら
ヒヤシンスの花が終わったら、花茎を根元から切り取りましょう。
残った葉は翌年の花を咲かせるための栄養分をつくる重要な役目があります。
葉が黄色くなる6月頃まで、水やりを忘れないように株を育てましょう!
土で育てたヒヤシンスは、成長途中で土から栄養分を吸収するので、花が終わる頃には球根が丸々と大きくなっています。
そのまま植えっぱなしでも翌年花が咲きますが、土の中に長く入っていると球根が腐りやすくなってしまうので、2~3年に一度は掘り起こして乾燥させましょう。
掘り起こす時期は梅雨前の6月頃。ミカンのネットなど網状の袋に入れて、直射日光が当たらない明るい日陰で秋まで吊るしたら、10月頃土に植えつけます。
水栽培で育てたヒヤシンスは、成長途中で水の中から栄養分を吸収することができず、球根内のエネルギーを使って育つため、花が終わる頃には球根がしぼんでいます。
球根がしぼんだままだと翌年は花が咲きません。
根を切らないように容器から取り出したら、土に植え替えて屋外の日当たりで育てましょう!
6月頃に葉が黄色くなるまで葉を育て、花が咲くくらいまで球根に栄養分が蓄積されていたら、翌年も花が楽しめます。
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