10月の誕生花『ルクリア(ニオイザクラ)』の花言葉、育て方・咲かせ方のコツ

投稿日 2015年09月03日


誕生花、花言葉、名前の由来

ルクリア1

ルクリアは10月29日、11月16日の誕生花です。

ルクリアの花言葉は「優美な人」「しとやか」「清純な心」です。

11月~翌年1月にかけて、白またはピンク色の花が咲きます。

ルクリアはインドのアッサム地方や中国、ネパールの高原に自生している植物で、ネパール地方で「ルクリ・スワ」と呼ばれていたことから、「ルクリア」と名前がつけられました。

また、上品な香りがする、桜に似た花を咲かせることから、「ニオイザクラ」や「アッサムニオイザクラ」とも呼ばれています。

ルクリア(ニオイザクラ)の上手な育て方

ルクリア2

ルクリアを上手に育てるコツはズバリ!「季節によって場所を変える!」です。

ルクリアの自生地は、直接日光が射さないような霧深い高原で、寒すぎず、暑すぎないような冷涼な気候の場所です。

日本の気候はこの自生地とは全く反対で、冬には寒くなり、夏には蒸し暑くなる温暖湿潤なので、ルクリアを元気に育てるためには、育てる場所を自生地に近い環境に整えてやらなければなりません!

具体的には、夏には直射日光の当たらない風通しの良い環境で、冬には3度以下にならないような温かい環境で育てましょう。

四季にあわせたベストな置き場所をご紹介しますので、理想に近づけた場所に移動して、育ててみてくださいね。

★春と夏の置き場所
・屋外の風通しの良い場所
 →地面に直置きしてしまうと湿気がこもるので、アイアンスタンドや台の上で育てる。
・直射日光が当たらない、木漏れ日程度の日が射す場所
 →木漏れ日程度の日が射す場所がないときには、スダレや遮光ネットで強い日差しを遮る。

★秋の置き場所
・屋外の直射日光が当たる場所
 →秋は花芽がつくられる季節です。
  秋の柔らかい日差しに十分に当てて、エネルギーを蓄えさせましょう。
・夜は真っ暗になる場所
 →ルクリアは、夜間、真っ暗になる場所で育てていないと花芽がつくられません。
  玄関や街路灯などの明かりでも花芽がつくられなくなってしまいます。
  真っ暗になるように、段ボールを被せるなどの工夫をしましょう。

★冬の置き場所
・室内のガラス越しの日が射す場所
 →明るさが足らないと、葉が黄ばんで花が咲かなくなります。
  できるだけ日が射す明るい場所に置きましょう。
・寒さが3度以下にならない場所
 →冬場の窓辺は夜間に冷え込み、3度を下回る場合があります。
  夜間だけリビングの中央などに移動しましょう。

ルクリア(ニオイザクラ)の花を咲かせるコツ

ルクリア3

ルクリアの花を咲かせるには、「水やり」「肥料やり」「秋の置き場所」の3つのポイントをおさえることが大切です!

★水やり
ルクリアは水切れや水のやり過ぎで弱っていると花が咲きません。
水やりの基本は、土の表面が乾いたらたっぷりとやること!
いつでも土の中が湿っていたり、乾いてから何日もそのままにしておくと、株が弱ってしまいます。
毎日、土の表面を確認して、白っぽくなったら、鉢の底から水が出るくらいたっぷりとやりましょう!

★肥料やり
ルクリアは株が充実していないと花が咲きません。
肥料やりのタイミングは「成長する季節に」、肥料は「強すぎないもの」と覚えましょう!
具体的な肥料やりのタイミングは4~6月と9~11月です。
肥料は緩やかに効く化成肥料がよいでしょう。

★秋の置き場所
ルクリアは上記の「秋の置き場所」でも説明したように、花芽がつくられる時期に夜間明るい場所で育てていると、花芽がつくられません。
室内の明かりはもちろん、玄関や街路灯程度の明かりが当たるだけでも、花芽がつくられなくなってしまいます。
真っ暗になる場所がない場合には、段ボールなどを被せて真っ暗にしましょう。

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